2021/11/19 18:00

店長の廣瀬です。⁡⁡

今回は研ぎ直し「刃の変形修正」。





写真を見ての通り、刃の中腹辺りが凹んでいます。

恐らく、変形した砥石で研いでいたり

刃の中腹だけ研いだことにより

部分的に減って後退したと考えられます。


包丁は研がなさすぎると

切れないままですが

必要以上に研ぎすぎてしまうと

刃先が尖ったまま、刃が後退してしまいます。


過去に何度か包丁研ぎを鉛筆削りに例えた事がありますが

鉛筆削りも削らなさすぎると、先端は丸いままですし

先端が尖った状態から、更に削ると

先端が尖ったまま、鉛筆だけが短くなります。


その現象が、包丁の刃の部分的に起きているといった感じです。


このままですと、凹んでいる所が、まな板に当たらず

ネギを切っても連なっていたり

トマトが皮一枚繋がっていたりなどといった

不具合が出てきます。


このままですと、包丁として使うのが

困難となりますので、凹みの一番深い所を

基準にして、削りながら形を整えてきました。


完成したのが、こちら・・・




ビフォーアフターが、こちら。




その後に、刃を付けたのですが

大きく削ったことにより刃が小さくなりました。

この状態で、薄く刃を付けてしまいますと

強度が低く、欠けたり折れたりする事が

考えられますので、敢えて骨スキ包丁みたいに

刃先だけを研ぎ、強度を持たせる刃に

仕上げました。


作業時間としまして一丁約1時間程。


かなり疲れましたが

かなり達成感がありました。


この包丁が、今も尚、台所で活躍してると

いいな。

⁡⁡


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