2022/03/15 18:00

店長の廣瀬です。

今回の研ぎ直しは

こちらの和三徳包丁。




目立つ箇所としましては

刃先のサビと欠けですが

一番の故障箇所は

刃のヒビです。



ヒビは残しておいても

食材を切れないことも

ありませんが


食材を切る時に

ヒビの箇所で引っかかったり

ここが歪となり

欠けてしまったりなど

後に悪影響を及ぼす事が

あります。


今回は

まずヒビの一番深い所を

基準にし、刃を全体的に

削り落としていき


その後に刃の側面(シノギ)を

削り、刃を付けていきました。


作業時間としましては

約1時間ほど。

完成したのがこちら






並べてみると・・・





このように仕上がりました。

また、これは私が修行中に

師匠から教わった事なのですが


「食材を切る時、包丁をよく目にすると思う?」


この問いかけに、私は先程あげた写真の箇所などを

想像していたのですが


「実は、包丁の峯(みね)だよ。」


ここの部分です。

確かに食材を切る時

包丁のここの部分を見ます。


「包丁をキレイに仕上げても

ここが汚いままだと、お客様の心には

しこりが残る。それだといい仕事だとは

言えない。」


私はこの言葉を心に刻み

今も尚、ここの箇所も

しっかり磨くようにしております。

その仕上がりがこちら


並べてみると


個人的にですが

ここを磨くと、何か

達成感を感じます。


このように仕上げた

こちらの和三徳包丁。


お預け頂いたお客様は

「もう使えない」と

諦めておられましたが

このように新品とまでは

いきませんが

本来の形を戻すことが

できます。


これで、また台所の

第一線で活躍できるように

なった、こちらの包丁。


これからも、美味しい料理を

作るのに活躍してくれたら

いいな。


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